結婚式、新生活の準備、出産費用。ライフイベントが重なる時期は、まとまった支出が短期間に何度も発生します。それぞれの金額は事前にある程度分かっていても、「重なったときに家計が持つかどうか」は、意外と見落とされがちです。
予定が分かっているなら、まとめて入れてしまう
仮に、こんな予定があったとします。
- 半年後: 結婚費用として200万円(祝儀収入を差し引いた自己負担分)
- 1年後: 出産費用として50万円(自己負担分)
それぞれ単体で見れば「なんとかなりそう」と感じるかもしれませんが、間隔が近いと、1つ目の支出で減った現金が十分に回復する前に、2つ目の支出が来ることになります。
個別に考えず、両方を12ヶ月の推移で見る
これらの予定は、思いついた時点でまとめて入力しておくのがおすすめです。1つずつ「これは大丈夫か」と考えるより、両方を反映した12ヶ月分の現金推移を一度に見た方が、本当に心配すべきタイミングがどこなのかが分かります。
たとえば、結婚費用の直後は現金がぐっと減っても、その後の収支で回復し、出産費用のタイミングでは最低ラインに余裕がある、という結果になることもあります。逆に、2つの支出が近すぎて、出産費用のタイミングで最低ラインを割り込む、という結果になることもあります。後者だとしても、それが事前に分かっていれば、時期をずらす、どちらかの費用を見直す、といった対応を早めに検討できます。
「大きなイベントは個別に何とかする」をやめる
結婚・出産のような大きなライフイベントは、1つずつ気合いで乗り切ろうとするのではなく、分かっている予定はまとめて試算に入れてしまうのが安全です。感覚で「多分大丈夫」と判断するより、実際の数字で確認しておいた方が、当日を安心して迎えられます。