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シミュレーション事例

住宅購入の頭金を払った後、生活防衛資金はどう回復するか

頭金でまとまった現金が減った後、最低ラインを下回らずに回復していけるかを試算します。

住宅購入の頭金は、これまでの貯蓄の中でもかなりまとまった金額を一度に支払うことになります。物件価格や住宅ローン控除の話に気を取られがちですが、実は見落とされやすいのが「頭金を払った直後、生活防衛資金がどれくらい薄くなるか」という点です。

頭金を払った直後、現金はどこまで減るか

仮に、こんな状況だったとします。

  • 現在の現金: 500万円
  • 生活防衛資金の目安(生活費6ヶ月分): 150万円
  • 頭金として支払う予定: 400万円

このまま400万円を支払うと、手元の現金は100万円になり、目安としていた150万円の最低ラインを下回ります。「頭金を払えるだけの貯蓄がある」というだけでは、実は足りない可能性がある、ということです。

「払えるか」ではなく「払った後、回復できるか」を見る

ここで確認すべきなのは、頭金を支払った直後の現金だけではありません。そこから毎月の収支でどれくらいのペースで現金が積み上がっていき、何ヶ月後に最低ラインまで回復するのか、という回復までの見通しです。

12ヶ月分のシミュレーションをしてみると、毎月のプラス収支のペース次第で、半年ほどで最低ラインまで回復するケースもあれば、1年経ってもまだ届かないケースもあります。後者であれば、住宅ローンの他の初期費用(諸費用、引っ越し費用など)が重なった場合に、さらに厳しい状態になることも見えてきます。

頭金の金額を決める前に、回復ペースまで確認する

住宅購入の頭金は「多く入れるほど毎月のローン返済は楽になる」という側面がありますが、その分、直後の生活防衛資金は薄くなります。頭金の金額を決める際は、支払い直後の残高だけでなく、そこからどれくらいのペースで最低ラインまで回復していくのかまで確認しておくと、無理のない金額を選びやすくなります。

この支出、実際にシミュレーションしてみる

金額を入れるだけで、使った場合の1年後の現金と生活防衛資金への影響が分かります。

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